忠宗(ただむね)の位列と基本情報|刀工データベース

忠宗(ただむね)は、刀剣要覧の位列で「新刀・中上作」に位置づけられている刀工です。

基本情報

刀工名 忠宗
読み ただむね
時代 新刀
国 肥前
代 —

位列

位列 位 備考
刀剣要覧の位列 新刀・中上作 第22版

位列から見る刀剣界での立ち位置

  • 刀剣要覧の位列:「新刀・中上作」——新刀の部に掲載された541工のうちの一人で、5段階中、上から4番目の位です。刀工の技量・出来(作位)を示す格付けです。古刀・新刀・新々刀ごとに段階が分かれています。(一覧を見る)

位列は資料ごとに評価の基準が異なります。見方は刀工の位列とはで解説しています。

生きた時代と歴史的背景

新刀(慶長年間〜江戸中期)

新刀とは、一般に慶長年間(1596年〜)から江戸時代中期ごろまでに作られた日本刀を指します。戦乱が収まって城下町が整えられ、刀工が各地の城下に集まって作刀するようになり、華やかな刃文の作も多く生まれました。詳しくは古刀・新刀・新々刀・現代刀の違いをご覧ください。

肥前の新刀の作風の傾向

古刀期には著名刀工が少なかった肥前(佐賀)で、江戸初期に佐賀藩が刀剣を藩の産業と位置づけ、初代忠吉(橋本新左衛門)を御用刀工として取り立てたことで発展した。忠吉一派は100人以上の刀工を輩出したとされ、作風も藩によって統制されたと解説される。

以下は産地全体の一般的な傾向で、個々の刀工によって異なります。

見どころ 傾向
姿(すがた) 初代忠吉は重ねが厚く豪壮な姿とされる(刀剣ワールドの解説)。
地鉄(じがね) 「小糠肌」と呼ばれる緻密によく詰んだ地鉄が特徴。この呼称は肥前刀に特有で、粟田口などで言う梨子地肌とは区別されるとされる。
刃文(はもん) 直刃調が主流とされる。

藩の統制により作風が揃いやすい反面、代や個工による違いもあるため、直刃・小糠肌はあくまで一般的傾向。

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同じ時代・同じ国(新刀・肥前)の刀工

肥前国が現在のどの都道府県にあたるかは旧国名一覧で確認できます。

まとめ

忠宗は、刀剣要覧の位列で「新刀・中上作」と位置づけられている新刀の刀工です。肥前国の刀工とされます。位列は刀工への評価であり、一振りごとの出来や真贋を保証するものではありません。実際の刀を見るときは、姿・地鉄・刃文を自分の目で確かめることが大切です。鑑賞のポイントは日本刀の鑑賞方法で解説しています。

出典

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